すべてのはじまり

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三依はつい数日前まで普通で平和な毎日を送っていた… ――――ならいいのだが、 三依の両親は、三依が小さい頃から遊んでばかりで金使いの荒い、どうしようも無い親だったのだ… なんとか今までは母方の祖母と一緒に暮らしていた為、三依もなんとか生活できていた。 しかし、そんな祖母も去年、三依が中学3年生になって間もなくがんでこの世を去っていってしまった… しかしそんな中、親の金使いの悪さは直らない。さすがの母もお通夜には来たが、次の日からはそんなの忘れたかのように遊び―― 小さい頃から育ててくれた祖母が亡くなり、三依は一人嘆き悲しんだ... _
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