すべてのはじまり

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三依にとっては最高の条件である。 手紙を見つめている三依の瞳には、 「・学費は無料(学園が負担)」 というところが輝いて見えて いた。 「よし!!!絶対、ここに入学するんだ!!」 と三依は天井を見上げ、右手には手紙、左手にはガッツポーズで決心した。 この時、三依の心の中はこの家を出て違う暮らしができるという喜びでいっぱいだった。
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