海に出かけよう(if ver)

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俺は目一杯、風子と一緒に汐と遊んでやった。 浮き輪を借りて沖まで出たり、泳ぎを教えてやったり、とにかく三人で楽しんだ。 汐も風子も、笑顔が絶えなかった。勿論、俺も。 オッサンは遠泳を繰り返していた。なにやら自暴自棄になっているように見えたが・・・。 それにしても、あの体力を見せ付けられては、自分より年上だということが信じられなくなる一方である。 早苗さんはそんな若気に溢れたオッサンを横目で眺めつつ、俺たちを見守っていてくれた。 お肌に悪いので、私は泳ぎません♪とは昨晩の早苗さん談。早苗さんの水着姿を期待していたので少々残念でもある。 「岡崎さん、磯の方に行ってみませんか?ヒトデがいるかもしれないです!」 「ヒトデみたい!」 「ダメだ、磯は危ない。怪我したらどうするつもりだ」 確かに磯にならヒトデもいるかもしれないが、岩が多い場所は危険だ。早苗さんに注意されている以上、怪我をさせるわけにもいかない。 というか、なんでヒトデなんだ・・・?
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