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「パパ、これは?」
「ウミウシ・・・かな?パパも海は詳しくないからなぁ・・・」
「・・・」
風子が押し黙っている。
「どうした、風子?」
「どうしたの?風子おねえちゃん」
「風子は・・・ここにいても良いのでしょうか?」
「は?」
「?」
俺と汐は同じタイミングで疑問符を浮かべた。
「お前が来たいって言ったんじゃないか。ヒトデも見れたし、不満か?」
「違うんです・・・。風子は、岡崎さんと汐ちゃんの邪魔になっているんじゃないか、って・・・」
何を馬鹿な、と思ったが、今までの風子の扱いを思い出してみる。心当たりがありすぎだった。
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