日商簿記検定3,2級勉強アドバイス

2/2
145人が本棚に入れています
本棚に追加
/62ページ
日商簿記は商業簿記と工業簿記に分かれています。3級は商業簿記のみ。2級は商業簿記と工業簿記です。2級の商業簿記は、3級の商業簿記が理解できていれば全然難しくはありません。工業簿記は少し特殊なので慣れるまで苦労する方もいるかもしれません。 簿記の勉強の方法ですが、簿記学習のコツは「習うより慣れろ」です。しかし、その前に最低限押さえておかなければならないことがあります。損益計算書と貸借対照表の大雑把なイメージです。左を借方、右を貸方と呼び、簿記は借方、貸方、左右で一対となります(←詳細は専門書をご覧ください)。これさえわかっていれば後はひたすら問題演習です。 テキストの細かい解説は気にせず、どんどん問題を解いていきましょう。わからない部分は解答を読みそれでわかれば、テキストに書かれている細かい理屈はあまり読まなくても良いです。テキストにしたがって問題を解いているうちに自然に実力がついてきます。問題演習は、過去問題集を用いると良いでしょう。日商簿記3,2級では繰り返し同じ論点から出題されているので、最低でも過去4年分はやっておきましょう。
/62ページ

最初のコメントを投稿しよう!