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「まあ、とにかく俺は引退だ。最後くらい握手で別れようぜ。」
再びアランは手を差し出した。シアンはガッチリとアランの手を握った。
「お前とのレースが一番楽しかったぜ。」
「当たり前だ、昔からお前のライバルは俺だけだろ。」
そう言ってアランは笑った。
「俺もお前とのレースが一番楽しかったよ。」
2人はハグをして別れた。
シアンはいつまでもアランの後ろ姿を見送っていた。
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