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「ありがとう」
「これぐらいどうと言うことはありません」
大樹は美奈穂に背中を拭いてもらい服を着ていた。
「おら大樹!伊吹先輩がお見舞いにきたぞ」
「美咲さんちゃんとノックしてから――」
美咲と伊吹がいきなり病室に入ってきた。
そして美咲と伊吹が目にしたのは服を着替え途中の大樹とベッドから降りようとしていた美奈穂だった。
「せ、先輩……タイミング悪かったですかね?」
「だ、大丈夫よ……とりあえず終わった後みたいだから///」
「大樹?」
美咲は大樹を呼んだ。
「ん?」
「気持ち良かったか?」
「は?(何がだ?……あぁ背中を拭いてもらったことか)もちろん!」
「そうか……森川?」
次に美咲は美奈穂を呼んだ。
「こいつのどうだった?」
「え?(背中のこと?……)意外に大きくて、たくましかったです」
「お前ら……」
「だ、大樹さん///しっかりつけてやったんですよね?」
伊吹は焦りながら聞いてみた。
「ん?(つけた?……包帯は外したからな)……いやつけてませんよ。だって邪魔じゃないですか」
「えぇ!?///森川さんそれでいいんですか?」
「へ?……だ、大樹さんの望みですから///」
美咲と伊吹は美奈穂の言葉に驚き大樹を睨んだ。
「大樹!お前ってやつは!!保健の勉強がたりん!」
「そ、そうですよ///赤ちゃんの面倒みれるんですか!?」
「え?」
この後大樹はなぜか二人に厳しく怒られた。
しかし大樹はやっと二人が誤解していることに気づいて誤解を必死でといた。
【四巻につづく】
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