プロローグ~二学期~

4/6
前へ
/108ページ
次へ
始業式も終わり大樹は教室で要、亮、潤と話をしていた。 「大樹、お前朝からバロムちゃんとイチャイチャしちゃって~、見せつけてくれるね~」 「げっ、見てたのか……」 要は大樹とバロムの食堂での出来事を目撃していたらしい。 「大樹お前ってやつは……シャーネルさんや静山さんじゃあ飽きたらずまだ他の女の子に手を出すか!」 亮が大樹に向かって吠えた。 「別に手を出した覚えはねーよ!シャネも紗枝も同じくそうだよ」 「んで結局誰が本命だ?」 潤は興味津々に聞いてきた。 「いや、本命とかいないし……」 「ウソつけー!」 4人はワーワー言い合っていた。 すると教室のドアが開きそこから担任の美人教師佐川美咲が入ってきた。 「ほら、みんな席に着け。ホームルーム始めるぞ」
/108ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1513人が本棚に入れています
本棚に追加