1章 狂う歯車

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俺は、「Fete/」とか言うゲームのキャラ。ハルヒは、チャイナドレス。古泉は某人気RPGゲームの3作品目に当たる主人公の格好で、長門と長里は揃って綾波レイとか言う人気キャラクターの格好をしている。朝比奈さんは何やらハルヒに何着も着替えさせられているらしくさっきから更衣室を行ったり来たりして仕事がまるで手についていない様子だ。 ハルヒは「みくるちゃんは、お客さんが見るだけで喜んでるからいいの」と言っているが・・・ある意味正論かもしれない。実際、俺はかなり内心で喜んでいるのでいるからだ。 そんな事を思っているうちにハルヒがこちらに向かってくる。 「ちょっと!キョン。何ボーっとしてんのよ。バイト代減っちゃうじゃない」 「ハイハイ」 俺は、生返事で答える。
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