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既に死に絶えた君の姿態。嗚呼、このまま僕だけの 剥製にしたい。 陶器の如く蒼白な肌が 僕の心の臓を揺さぶって。 握り潰したいのかい? 冷たく硬直を始める 君の頸に歯を突き立て誓約 狂おしい血液は遠慮がちに滴り堕ちる... 狂えば狂う程に廃墟は 冷える。 月も出ずの夜に...
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