サトミ

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サトミ

爽やかな木漏れ日が窓から優しく照らしている、 その優しい光のシャワーが彼女の眠りをゆっくり溶かしてゆく。 「おはよう、お母さん。」 「おはようサトミ。今日は早いのね。」 「今日は入学式だからね。」 朝食も早々に 新しい制服に袖を通した。 まだ新品の匂いがする制服はまだ私の形になりきっていない。 「セーラー服なんて、テレビでしか見たことない。なんか違和感(汗)」 とわ言うのものの意外に制服が可愛かったのでとりあえず鏡の前で一回転してみた。
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