忙しい人の スイスイ上達法

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では、  「練習時間はあまり取れないけど、ピアノは上手になりたい」  という私は、スイスイ上達は、もう諦めるしかないのですか? ひとつだけ、可能性があります。それは、練習効率です。  上達度 は 『練習量×練習効率』 によって決まるというのが私の持論です。  練習効率が「3倍」になれば、1時間の練習が、3時間分の練習に匹敵します。  ということは、今までと同じ練習量でも、3倍のスピードで上達できるわけです。  計算してみるとわかりますが、シンプルな法則ですよね?  ですから、先の例(30日かかるのを10日でできるように)では、練習効率を3倍にアップできればいいのです。  では、どうすれば、練習効率を上げられるのか、気になりますよね?  効率3倍というと、なにか特別な努力が必要と感じるでしょう?  しかし実際は、とっても簡単なんです。  参考までに、ちょっとお聞きします。今まで、どんな練習をしてきましたか?  「えっ? ただ楽譜を見て普通に……」 それなら、3倍どころか、5倍、10倍だって可能かもしれません。  ええっ? と思うでしょう?  本当に、そんなことが可能かどうか?  普通に考えれば、「そんなのありえない」だと思います。  でも、もしあるとしたら、知りたいと思いませんか?
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