three

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太輔の家を出てから どれくらいの時間が 流れたのだろう 夜だから余計に時間が分からない まだ空は暗いまま 星がきらきらと光っている この空が自分を馬鹿にしている そんな風に考えてしまうなんて 自分でも どうかしていると思うけど 今は星でも 何でもいいから当たらないと 自分が壊れそうだから 仕方ない 一番好きな人に 来てと言われ 行けば知らない人といた 別れを告げるとき 平然を装っていたけど 本当は凄く辛かった 太輔は何も言わなかった 引き止めもしなかった 私はその程度の女だったのだろう 今頃になって気づいた私は 相当、馬鹿だ 考えれば考えるほど 涙していることに 気づかない私も… .
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