three

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エレベーターの中 また熱あがったかも… ボーっとし始める頭 ドアが開き ヤバい倒れる その時聞こえたのは 『栞!?』 という大きな声 誰の声? 分かんないよ… そこで意識を手放した -*- あれ なんでベットにいるんだろ? 頭痛いなぁ… 瞼が重いし… 考えることも 目を開けることもつらいくらい 熱は上がっているみたいだ 太輔探さなくちゃいけないのに… そう思っていたはずが 熱に負けて いつの間にか目を閉じていた -ガチャ 少しして突然開かれたドア ベットのそばに誰かが座る -チュ 私の髪を掻き揚げ おでこにキスをして 『…ごめんな栞、愛してる』 私の頭を撫でながら 小さく呟かれた言葉 「…たい…す…け?」 都合のいい勘違いかもしれない 「私も…愛して…る」 それでも私にはよかった 勘違いなら勘違いでも 太輔の声が 愛してると言ってくれた そう思えるから .
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