four

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-p.m.08:00 -ピーポーン 「しーおーりー」 「…あっ裕ちゃん 今開けるねー」 -ガチャ 「はい、いらっしゃい」 「栞、もう寝とってええからな」 「うん分かった ありがとう」 裕ちゃんに言われるがまま ベットの中へ入った 「おやすみ」 「おやすみなさい」 -*ー 少しして 「栞起きれるか?」 「んー 裕ちゃん、おはよ」 「おはよう 飯作ったんやけど食えるか?」 「うん食べる」 裕ちゃんは意外と料理が上手い 結構ちゃんとしたもの作れるし… 「ほれ、あーん」 「…裕ちゃんなにやってんの?」 「食わせてやろうかと思って あーんってしてやったんやけど」 「ひとりで食べれるし」 「ええやんか、あーん」 裕ちゃんは言い出したら止めない 「…あーん」 「どうや?」 「美味しいよ」 「当たり前や俺が作ったんやから」 どんだけ自分に自信があるのよ… 全部食べさせられた後 「薬飲みや」 と言われ飲まされた 「裕ちゃんありがとう」 「おん」 「今日は泊まってく?」 「どうしようかなぁー まあ外ももう暗いしな泊まるわ」 「布団ある場所は …知ってるか」 「知っとるよ 何回来たと思ってんねん」 裕ちゃんの言うとおり 何回も来たことある 今、裕ちゃんが 泊まっていくと言ってくれて よかった 太輔の気持ちが ようやく分かった私には 一人というのが辛いから .
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