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その思いの名はしらない
きっととても醜くて
…汚い
けれど優しくてあたたかい思い
それは良亮にしか
感じたことのない思いだった
~♪
「…んぅー」
時計を見れば
a.m.7:20
急がなくちゃ良亮をまたせる
…あっでも彼女いるし
今日はいないか
一人で考えて
一人で落ち込む私
とりあえず急がないと遅れちゃう
「それじゃあ行ってきまーす」
玄関のドアをあければ
いないとおもってたアナタ
『おはよ千春』
「えっなんで…?」
『昨日は勝手に帰ってるし
びっくりすんじゃんかよ
ばーか』
小さく笑う良亮
なんで
なんで良亮がいるの?
昨日のあの子はどうしたの?
『千春にいっぱい
聞きたいことあるんだけどさ
…もう一人で帰るなよ
心配なんだからさ』
ねぇ
なに言ってるの?
心配してたなんて
嘘いわないで
嘘だと思わないと
私期待しちゃうから
.
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