プロローグ

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「雅人ぉ~どこまで行くんだよぉ~」 僕は原瀬晶弥。東京の山奥にある「風見村」って所に住んでいる、少し変わった高校2年生。 どこが変わっているって? それはね、両目の瞳が赤いってことと、少し霊力があるってことなんだ。 まあそれは置いといて、今僕の目の前を歩いているのが僕の親友の馳雅人。村の神主、そして村長さんの息子だ。 容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能と超人みたいな人で、いつも運動能力で張り合ったり、勉強を教え合ったりているんだ。 けど、そんな彼が今僕を連れて森の中を古びた地図を片手にずんずん進んでいる。 何故こんな事になっているかというと、雅人が神社の蔵からその古びた地図を見つけたのがことの始まりだった。
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