65人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ
君がいない
朝起きたら目の前に居て
[おはよう]
って微笑んでくれていた君がいない
部屋を見渡して捜すけど
目に写る物は全て壊れていた
破片の散らばった床におりて君の名を呼ぶ
[どうしたの?]
って駆け寄っては来なかった
あ、そうだ別れたんだ…
君がいなくなってもう何年も経ったのに
君が染み付いて消えなくて
あぁ……君に会いたい
机に置いてある写真立てには
笑っている君がイタ
長い、永い
終わり
最初のコメントを投稿しよう!