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(……って、最低2ヶ月もこんなとこにいなきゃいけないのかよ)
竜司達はそう感じたがアダムは10万人が逆えなかった男なために反論しても無駄だと思い、とりあえず何も言わなかった。
「そして、次にプレイヤーには全員にゲーム専用の携帯が支給されます。
獲得したアイテムなどその携帯のデータフォルダに保存されて自由に出し入れが出来ます。
携帯で装備を変えたり、情報交換したりするのでこの携帯は必需品です。
持ち主から離れ過ぎると自動で手元に戻りますので紛失する恐れはありませんし、壊れもしません。
持ち主以外は操作すら出来ませんからご安心下さい。
そして、この世界はダメージを受けると一瞬痛みを感じますが、傷などは現れません。
このゲームでHPが0になると冥界に落ちて、冥界でもHPが0になるとGAMEOVERになり、次の神が決まるまで異空間で眠ったままになるので、お気をつけ下さい。
これで説明は終わりです。
それでは頑張って下さい」
アダムがそう言って微笑みを3人に向けながら手を振る。
「おい、もう終わりかよ!」
竜司がそう叫ぶが3人の体が光に包まれていき、その場から姿を消した。
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神山 竜司様 プレイヤーNo.【99998】
砲関 寛之様 プレイヤーNo.【99999】
姫森 瑠衣様 プレイヤーNo.【100000】
……プレイヤー登録完了しました。
―――自動的に危険度最低ランク地域に転送されます―――
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「くっくっく、まぁ私が神などという嘘を信じて頑張って下さいよ。
これでぴったり10万人目ですか……。
さて、誰が最後まで残るのか……」
誰もいなくなった真っ白な空間でアダムは嫌な笑みを浮かべて呟いた。
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