始まりの朝

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梨花「圭一にやってもらいたい事は、他の世界に渡って散らばった宝玉を回収して欲しいのですよ☆」 …はい? 他の世界に渡る? あいにくだがそんなスキルは持ち合わせていない。 圭一「さすがに世界を渡るなんてできないよ。」 素直に無理だと思った。 梨花「大丈夫なのです。あなたの事はおやしろ様が導いてくれますから。」 そんな笑顔で言われても…。 梨花「それでは圭一、行きますよ!」 え、まだ行くなんて言ってないのに…、 俺はとても明るい光に包まれながら、意識を失った。 圭一「……ッ!」 圭一「???なんだこれ。」 意識が戻った俺は今の光景に愕然とした。 なぜなら今俺は制服を着用し、机に座って授業を受けているのだ。 さっきまで、古手神社にいたはずなのに…。 俺の思考は完全に停止した。
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