始まりの朝

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圭一「行ってきま~す。」 俺は自転車にまたがり、急いで家を出た。 時刻はすでに11時近くになっている。寝ぼけてたせいもあって、遅くなってしまった。 俺は力強くペダルを踏んだ。 圭一「や、やっと着いた。」 さすがに夏の日差しの中、全力でペダルをこいだだけあり、全身汗だくになった。 今俺は古手神社の階段を登っている。 梨花「みぃ~、遅いのですよ圭一。」 鳥居の前に梨花ちゃんは立っていた。 圭一「ゴメン、準備に手間どっちゃってさ。それで相談てなんだ?。」 梨花「ちょっと見てもらいたい物があるのです。」 そう言って神社の奥に歩いて行った。
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