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梨花「ここなのです。」
そこは祭具殿の目の前だった。
圭一「ここがどうかしたのか?。」
問いかけてみた。
梨花「見てもらいたいのはこれなのです。」
そう言っておもむろに鍵を開けはじめた。
圭一「ち、ちょっと梨花ちゃん、ここは普段開けちゃダメなんじゃ、」
梨花「大丈夫なのですよ。ボクはここの巫女ですから。」
確かにこの古手神社の巫女だけど…
梨花「見るのです圭一。」
中に入った俺に梨花ちゃんは箱のような物を渡してきた。木でできたそれだけでかなりの価値が有りそうなものだ。開けて見ると中には7つのくぼみがある。
圭一「これは一体なんだ?」
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