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みなさんご機嫌いかがですか。
私はご機嫌です。
どれくらいご機嫌かと言いますと…
「真吾、遅刻するわよ!入学式早々遅刻なんてしたら恥ずかしいでしょ!?」
大好物を目の前に出されたポチくらい…
「聞こえてるの!?」
チッ…
うるさいババァです。
みなさん、今の声は無視しちゃって下さい。
あの声に反応してしまうと、買い物の帰りに近所のおばさまと立ち話で盛り上がって、家に帰ってきてみたら子供に頼まれたアイスクリームが溶けて
「ママのバカ!!もう一回買ってきてよ!!」
フラグが立ってしまいますからね。
おっと、申し遅れました。
私の名前は『瀧澤真吾(タキザワ・シンゴ)』です。
普通の学力で、普通の高校に入り、普通の学校生活を送るために産まれた健全な男子です。
「真吾!!いい加減にしなさい!!」
「うっせぇ、ババァ!ぶっ殺すぞ!!」
「はぁ!?あんたが死になさいよ!」
「息子に死ねとか言う親がどこにいんだよ!?」
「あんたは土手で拾ってきたんですぅ~」
おい、さり気なく死にたくなること言ってんじゃねぇよ…
と、いうことで、ここからは私の学校生活をみなさんと送っていきたいと思います。
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