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小鳥がさえずる朝。小さな家の、小さな一室。
そこで僕は、小鳥の小さな鳴き声で目をさます──なんてことは無くて、今日もけたたましく鳴り響く目覚まし時計を乱暴に壁に叩きつけ、のそのそと布団から起き上がる。ふと目覚まし時計を持ち上げてみると、もう午後一時だ。そろそろ起きなくてはいけない。
( ^ω^)「眠いお……」
僕の名前は内藤ホライゾン。みんなからは『ブーン』って呼ばれている。現在はVIP校に通う独り暮し18歳の彼女いない歴=年齢な冴えない男だ。若干ぽっちゃり系。
今日は学校は休みで、いつものようにだらだらと休日をすごしている。僕は眠い目を擦って、ポストに向かった。いつもの習慣だ。新聞を取って部屋に戻ろうとしたその時──
( ^ω^)「これ何だお?」
そこには一通の手紙らしき得体のしれない紙が、ぽつんと置いてあった。それを手に取ってみると、封筒のような白い紙であることが分かる。差出人の名前は、無かった。
(;^ω^)「まさか、不幸の手紙!?」
そんな訳の分からない解釈をしながら、恐る恐る中をのぞくと、これまた白い紙が入っていた。
それを静かに取り出して初めて、紙が二つ折りになっていることがわかる。その紙を慎重に開く。──
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