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「どうした?」
親父は今から俺の言う事を聞いたら怒りだすのであろう。
勇気を振り絞って俺は話し始めた。
「俺、扇中に行きたいんだ」
「何?」
予想通りの反応だ。
きっとこれから俺の話しを聞いて怒り出すであろう、殴られるかも知れない、けど俺は今のこの気持ちを抑えきれなかった。
「俺は自分で進む道を決めてーんだ‼、俺は強くなって大人も道を開けるようなでっけー男になりてーんだ‼」
殴られる・・
けど俺は殴られたってあきらめるつもりはない。
親父から以外な言葉が返ってきた。
「そうか・・」
「お前に話しておきたい事がある。」
そういい親父はタバコに火をつけた。
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