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京都に上洛するまでに芹沢の問題行動がたくさん起こった…
その中の一つを紹介しよう。
「おい、お前達!我が隊は宿には入らず野陣をしく!」
突然三番隊隊長の芹沢が命令した。
「準備が出来次第陣の中心に火をつける」
…芹沢鴨という男は異常なまでの行動力があった。そしてついに火がついた…
しかし同じ三番隊隊長である近藤が黙っている訳ではない
「芹沢さん!何をしているんですか!」
「よお近藤!すげえだろ」
「そんなことより他の隊の迷惑になります。ここはこの近藤がどうにかします。だからどうぞ宿に戻ってください。」
近藤は色々な人に事情を説明して頭を下げた。
…これで一件落着と近藤も思った。
しかし芹沢はとんでもないことをしていた…
近藤の説得を渋々受けた芹沢は宿に戻った。
その時隊の振り分けである『三番隊』と書いてあるものを三を削り『一番隊』に無理矢理変えてしまったのである。
その後しかないと判断した浪士組の主催者が元三番隊を遊軍とするなどの処置をした…
芹沢はこのほかにも数々の事をしていた。
なので試衛館のメンバー永倉、井上、藤堂、山南、井上、土方、沖田…そのほか多数の人が芹沢という存在に疑問を抱いていた。
そんなこんなで京都に着いた浪士組メンバー達であった。
しかし芹沢派と近藤派でわかれつつあった。
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