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今だに土方は言い争いをしている…
「源さん、」
土方を見ていた井上に藤堂が話しかけてきた
「どうしたんだい?」
「いや、土方さんって強いんですか?」
「ずいぶんイキナリだねぇ…」
「すいません…何となくなんですけど…」
「気にするなよ藤堂くん…土方くんの強さねぇ…」
「やっぱり源さんでも分からないですか?」
「…土方くんが人前で稽古しないか知ってるかい?」
「いえ、知りません」
「実は彼は元々は商人の出身でね…色々苦労したんだよ…」
「そうなんですか…でもそれとどんな関係があるんですか?」
「だから彼は人前で自分の弱い所見せないんだよ」
「…土方さん…」
「君が思っている以上に土方くんは複雑なんだよ…」
土方を煽る永倉…
「やっちまえ~そんなやつぶったおせ~!」
「本当に止めて!」
それを止める山南…
「だいたい土方くんは勝てるのかい?あなたは分かるんですか?」
「んなこたぁ分かってる!土方が勝つよ」
「何を根拠に…」
「土方の力は実戦むきだ。あいつのやり方は喧嘩だ!道場での強さは関係ねえよ~」
「…確かに彼には何か底知れないモノを感じる」
「そうだろ!」
…本当ならもう少し詳細に書きしるいたい…しかし彼らの活躍はこれからであるなのである…
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