魔人『王伝源吾郎』襲来

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「な、何ィ!?きっ、貴様・・貴様ぁ・・・』 なぜか怒りに震え出した源吾郎。その両のこめかみの青筋はマスクメロンの筋に匹敵するほどに達していた。 (た、助けて。お母さ………。) 源吾郎は柴山の両肩をむんずと掴み、ひょいっと持ち上げて自らの顔面に柴山の顔を近づけた。
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