魔人『王伝源吾郎』襲来

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『ヴァルハラ薬局をよろしくーっ!』 その何者かの手による書き込みを最後に一瞥して、柴山はサイトを閉じた。 (俺を知ってるやつ?いや、まさか…。偶然…偶然だよな、ハハハ。) 「そーだ!こんなの偶然に決まってるよ。うんうん。」 柴山は一人で勝手に納得した後、まだクリアしてなかった大人気ソフト『ドラゴンファンタジーⅩⅡ』の続きに興じようと本体の電源を入れようとした。 『パパラパッパッパパッパーー♪』 突然、ドラゴンファンタジーⅩⅡのファンファーレが聞こえてきた。まだ本体の電源すら入れてないのに…である。
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