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アヤカ「兄上、ドコにおるんやろう‥」
寂しそうにアヤカが1人で座っている。
「ぎゅるるる~‥」
アヤカのお腹が鳴った。
アヤカ「おなかすいた‥」
今にも泣き出しそうな顔でアヤカがそう呟くと、遠く方で何者かの声が聞こえた。
ケンヂ「アヤカ~! おったら返事せぇ!」
アヤカ「‥‥!!」
ケンヂ「ア~ヤ~カ~!!」
アヤカ「兄上!!」
勢い良く立ち上がり大きく返事をしようとした瞬間、アヤカの背後に黒い影が―‥。
「ブワッ!!」
アズマ「おらへん!」
ケンヂ「‥‥!!」
アズマ「どないした!?」
ケンヂ「今‥微かにアヤカの声が聞こえた‥」
アズマ「ホンマか!?」
ケンヂ「こっちや!急ぐで!」
ケンヂが微かな声を聞き付け、2人は大急ぎでその場所に向かう。
ケンヂ「アヤカ‥待っとれ!」
しかし、そこには衝撃の光景が待っていた――。
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