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と、細身で長身の顔が整っている男が壁に寄りかかり、不機嫌な顔を睦月と皐月に向けた。
「如月さん。いつも言ってるでしょう。俺らは学校があるんです」
如月と呼ばれた男はさらに怪訝な顔をした。
「んなもん、脱け出してこい。また任務だぞ」
「え~、………3日に戦国から帰ってきたばっかり」
「こら、睦月。文句言うな」
「そーよ、睦月ちゃん」
と、ここに乱入してきたのは水無月という如月のパートナー。
これまた美人さん。
2人は形式的に睦月・皐月の直属の上司という立場になる。
「水無月さん、すいません」
「おい!睦月、俺は?!」
睦月・皐月は如月には反抗的だが水無月の言うことは聞く。
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