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「はい、五月蝿いのはほっといて。早速だけど任務の内容話すわね」
五月蝿いってなんだよ、水無月…。
小声で呟いた如月はさっきとは打って変わって水無月の横でしゅんと小さくなっている。
「今回、2人に行ってもらうのは幕末ね。新撰組と坂本龍馬の所に潜入して」
「新撰組は幹部、坂本龍馬の方は彼と中岡慎太郎を守れ。死なせるなよ」
立ち直りが早い如月はすっかり元に戻っていた。
「初めて2人バラバラになることになる。夜にでも脱け出して必ず1日一回は会え。2人の息を合わせて進めよ」
「それと、今回は長期間になりそうよ。頑張ってね」
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