ホントに優しい人間

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真紀から電話が来た 『ねえ、返事だした?』 『だしたよ。ちゃんとスケジュールもあけたし』 『よかった(笑)あ!明太子ありがとう。すごく美味しかった。あんな上等のだからびっくりしたわ。切れ端のでよかったのに…』 『まあそう言うなよ。ところでお前さ、どこらへんに住んでるの?あのカフェの中じゃないよな』 『まさか(笑)焼肉屋の近くよ。歩いてすぐ』 『じゃあ本当に近くなんだな~ちょっと軽くいかない?』 『いいわね。今日は焼酎やろうよ』 俺は上着を着るとドアを開けた エレベーターを降りる着く階段からバタバタと足音が聞こえる 振り向くと…真紀がいた 『何?同じマンションなの?』 『それはこっちの台詞!だって、真紀ちゃんいつも裏道から帰るじゃん』 『私三階だから裏の階段から部屋にいくのよ!雄介何階?』 『いや…俺は10階…』 『儲けてますな(笑)さあ行こうか』 まさか同じマンションなんて…何となく嬉しくなる(笑)
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