クリスマスの告白

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ライブは二日目大成功だった。真紀も新伍も来てくれていた 25日が終わり打ち上げしてる時、真紀と新伍がお祝いの花束を持ってきてくれた 真紀はキムをじっとみていた キムはヤバイって顔で目を合わせないようにしていた。多分俺気遣って 『木村さんですよね?』真紀は満面の笑みでキムに近づいてきた 『ああ…そうです…』 『やっぱり!モモでーす!あの時はお世話になりました!』と真紀は抱き着いた 『モモちゃん…』 『いつかいいことあるから、絶対あるからって毎日お弁当持ってきてくれて(笑)』 お弁当? 『ここで働いてるの内緒って言ったら毎日私とお母さんのお弁当二つ隣のコンビニで買ってきてくれたの。あれでごまかせた(笑)これ残り物だからって言い訳できたし』 『なんだ…キム毎日かよ…』 『俺の金だぜ…いいじゃねーか…』 『私もうお母さんに許してもらって、仲良くしてるから』 真紀はキムに深々と頭を下げた 俺はなぜか笑えてきて真紀を抱きしめた 『真紀ちゃん、結婚するか?付き合うとか面倒じゃん。猫飼いながら一緒に暮らそう』 『雄介、冗談はやめてよ(笑)』 『結婚指輪今から買いに行くぞ』俺は真紀をひっぱって、開いてるジュエリーショップを探し回った 『ちょっとまってよ!私返事してないじゃない!』 『返事?もうしてるじゃん、一緒に走ってる(笑)』 見つけた!店は閉店間近 駆け込みで俺達は店に入り、1番人気の結婚指輪を出してもらった サイズを合わせて店員さんはケースに入れようてした 『ケースいらないです。つけて帰ります』 真紀は何も言わず左手を俺に差し出した
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