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NSide
ャバイ、ヤバイ
これは絶対ヤバイ!!
どうしよう…
何のいい策もないまま楽屋に到着…
すぅ~はぁ~
深呼吸してドアを開ける
ガチャ
『おはよう』
バレないように
バレないように…
「中丸?」
あ、竜チャン
『ん?どうした?』
「中丸、なんで鼻押さえてんの?」
え?
俺、無意識の内に鼻隠してた!?
これじゃぁバレバレ
「ねぇ、手どけて」
ほらぁ~
竜チャンに勘づいた~
『えっと…イャ~ちょっと…』
「早く!」
『はぃ…』
どうせヘタレです
手を退かした
「ぐふふッ、何その鼻~」
はい、笑われた
ですよね
だって鼻にでっかいニキビ出来てんだもん
いつもの1.5倍はでかくなった鼻ですから
でもさ、
見つけたんだ
竜チャンの頬にも真っ赤なニキビ
『お揃いじゃね?』
そしたらまたあの独特の笑い声が聞こえて
「ニキビも悪くないかもね」
『うん、そうだね』
ニキビなんて早く治って欲しいけど、キミとお揃いになるのなら
もう少しこのままでもいいかも
End
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