香りに誘われて

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NSide いつも暇なこの時間に お客さんが来た事を知らせる鐘の音 『いらっしゃいませ』 入って来たのは とても綺麗な人 透き通るような白い肌 大きな瞳に ふっくらとした唇がやけに色っぽい 『メニューをどうぞ』 見とれながらも メニュー表を渡す 『お待たせしました』 注文を受けた紅茶を渡す 紅茶を飲む彼 一つ一つの仕草に 目を奪われる ずっと見ていたい そんな気持ち
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