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その内、8時までバイトを入れることが多くなった。
ある日の土曜日━━
ピークが終わり彼は片付けの方に。
でも何か変…??
ちょうどそこに
先輩の女の子が彼に聞いた。
『どしたん?』
『別に』
『機嫌悪いん?怒っとん』
『頭痛い』
えっ!?
思わずバーガーを作ってる途中なのに彼の方を見た。
時間を確認。
14時50分━━━━
彼のUP時間は5時。
あたしは、あと10分後の15時。
あと〇分…あと〇分
早く時間がくるように時計をチラ見しまくり…
マネ『亀嶋さん、UPしようか』
「はいっ」
急いでUPを押して
「お先に失礼します」
軽く走り店内を出て
少し加速して事務所まで走り
着替えた。
時計を見ると15時5分
15時ジャストにUPを押したのに
たった5分で…!?
って違うっ!!
慌てて自転車をこぎ、近くの薬局に向かった。
家に薬があるか分からないι
しかも、家に帰って薬をもってくより、こっちのが早い。
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