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敦夫Side⑤
時は2月13日。
俺はまだ答えを出してない。早紀は、めっちゃ期待してる。どないしよ💦でも体が勝手に早紀の下に向かってしまう。自分で自分にイラつく。
早紀:あっくーん❤
敦夫:お、おぅっ!!
早紀:待った?
敦夫:いやっ、そんなに😓
早紀:良かったぁ😌映画でも見に行こ?
敦夫:お、おう。
映画は、まぁ感動した。てか、めっちゃ恋愛もんやった💦しかも、一人の教師が彼女と一人の生徒に板挟みになってる話で、まるで今の俺みたいやった。その映画が終わる頃に、俺は心に決めた。ちゃんと自分にけじめつけよう…と。
早紀:けっこう感動もんやったなぁ😌最後、あの先生が生徒選んだときはちょっと涙出ちゃったぁ😌💦ねぇ、あっくん?
敦夫:えっ、お、おぅ。
早紀:どしたの?何かさっきから、ずーっと上の空やん😃💦
敦夫:いや、何でもない💦
早紀:そぅ?あっ、明日バレンタインデーやな💓一緒に過ごそな💓
敦夫:…早紀。
早紀:うん?
敦夫:ちょっと茶でも飲まん?
早紀:いいよ😌
早紀…そんな期待した目で俺を見るな…💦
─喫茶店─
早紀:結婚式の事だけどさぁ、やっぱウェディングドレスだよねぇ💓あっ、式場とかどうする?……
早紀は俺が結婚にOKするもんやと思ってる。そりゃ、俺が早紀の立場でも、今更相手に断られるなんて思ってもみーひんやろ💦二年半も一緒におんねやもんな。…でも、やっぱダメだ。ここで早紀と別れたからって別に宮本とどうかなるってわけやない。でも、“中途半端”は俺が一番嫌いな言葉や。…ゴメン…早紀…。俺はお前を選べない。
早紀:あっくん?どしたん?怖い顔して💦
敦夫:…早紀。あのさ、この前言ってた結婚の話やけど…
早紀:うん💓
敦夫:…俺…お前とは結婚できない。…ゴメンな…早
早紀:謝らんといて!!
敦夫:紀…
早紀:何かの冗談やろ?あっ、もしかしてドッキリ!?
敦夫:違うよ…オレは…
早紀:聞きたくない!!…何で…?早紀ら…めっちゃラブラブやったやん…💓それやのに…
敦夫:早紀…ゴメン💦
俺は席を立った。早紀、ホンマにゴメン…💦
でもこれでケジメついた。宮本が生徒やからなんてもうどうでもいい。好きなんはホンマやし。頑張ってアタックしてみっか!!笑
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