第一章 はじまり

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里沙ちゃんと一緒に村長さんの所まで他愛もない話をしながらなんとかついた 待ち合わせの時間から2時間くらいすぎてたので、村長さんも心配していたらしい 里沙ちゃんは村長さんの家で遊んで私は話を聞かせてもらった 無事について話も色々聞けてよかった これも里沙ちゃんのおかげかな 「貴重なお話ありがとうございました。これも里沙ちゃんのおかげですかね」 「いえいえ。そんなたいした話はしてませんよ。まぁ里沙さまのおかげではあるとは思いますがね。なんてったって『カワカミ』さまの生まれ代わりですから」 「その『カワカミ』さまってのはなんですか?」 村長さんと話をしていると度々でてくるその言葉に気になって聞いてみた 「『カワカミ』さまってのは、この村の守り神ですわ。今度のお祭りもその『カワカミ』さまのお祭りなんですよ」 「そうだったんですか」 「おじちゃん。こっちで遊ぼうよ」 こっちの話が終わったことがわかったのだろう里沙ちゃんが話しかけてきた 「あぁいいよ」 「せっかくなんで今日は家に泊まっていきなせぇ。その方が里沙さまも喜びますけぇ」 「おじちゃんはやくはやく」 「わかりました。ではご厄介にならせてもらいます。里沙ちゃん今行くよ」 私は村長さんに軽く一礼して里沙ちゃんのとこにいった……… 「なぁに、今日1日だけでなくて祭りが終わるまでは何日でもいいんですよ…」
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