序章

2/5
前へ
/24ページ
次へ
彼が見つけたのは一軒の定食屋だった。 「んじゃあ、あそこにしますか」 二人はそこで昼食をすることを決め店のなかに入っていった。 「いらっしゃいませ。」 店の中は昼食時だと言うのに、客はちらほらしかいなかった。 二人は適当な席に腰をかけメニューを見ていた。 そこに店のおばちゃんが水をもってきてくれた。 「ご注文は決まったかいね?」 「………俺はこの唐揚げ定食で。」 「じゃあ俺もそれで!」 「唐揚げ定食二つね。」 そう確認をするとおばちゃんは店の奥に消えていった…
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加