ｉｆ...

沈んでいった日々

地元の方
「あら、あんたら遺族の方か？」

あなた
「いえ..違います」

地元の方
「やっぱりか」
「肝試しで来たんじゃろ」

あなた
「はい..」

地元の方
「絶対に、そこの立ち入り禁止に入らん用によ」
「一年前、あんたらと同じ若いもんが慰霊碑に落書きして勝手に立ち入り禁止の道に入って沈んだ村に行ったきり戻って来なかったんだ」

「それにの、
今日の朝にやっと遺体が見つかったんじゃ」

あなた達は声を揃えて
「え...」
と言いました。

友達2
「じゃ、じゃあ一年間見つからなかったんですか!?」

地元の方
「そうじゃ」

数日後...

あなた達は
また近道の農道の二手に別れた所へ来ました。

鉄の長いクイとロープと板を持って右の上り道へ

その道に誰も入れない用にロープを張り板にデカデカと立ち入り禁止と書きました

誰も入って来ない事を願って...。