沈んでいった日々

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広々として稲が全くない 殺風景な田園風景が 広がっていました。 車を止め 呆然としながらも車から出ることにしました。 友達2 「おい...ここって」 友達1 「沈んだ..村?」 あなた 「だろうよ...」 「田んぼだった跡や、かやぶき屋根の家にびっしりとコケが生えてる」 友達2 「な、何か」 「タイムスリップした感じやな」 友達1 「そうだな、でも...」 あなた 「でも?」 友達1 「何で道がはっきりと見えるほど干上がってんだ?」 あなたと友達2 「!!」 友達1 「だって、ここ最近雨がまったく降らない事なんて無かったし」 「干ばつになったって言われてない...」 あなた 「だな...本当にここが」 友達2 「ここは沈んだ村だよ!」 「見ろよアレ」 あなた達の目線は びっしりとコケが生えた、かやぶき屋根の家先に見えるのは... あなた 「ダムだ...」
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