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「!!!」
そして私は思い出したんだ
今までに使われた事の無い禁術を
何かの代償と引き換えに
何でも願いが叶うと言われている【神帝】のみが使う事が許される禁術を――…
「やってみよう…」
私はその時覚悟を決めた―――…
神帝としての覚悟を…
もし私の命と引き換えにこの国が救えるのだったら
それでもいい――…
「【天を司る神よ、地を司る神よ、我が身を代償にこの世界を救いたまえ】…」
「リチェ様!!?その魔法は…」
私の一番信頼している護衛、そして一番の親友のロゼが…その魔法に気づいて声をあげる
「黙りなさい。私に今出来る事をしているのです。私にはこの世界を救う義務がある…」
たとえそれが私の命と引き換えであったとしても―――…
ドサッ
私は気を失い、その場に倒れた
「リチェ様…?リチェ様!!」
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