第1話

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ぎゅっと目をかたく瞑り不良達の横を通り過ぎる。 「ギャハハ」 「マジでぇ」 ヒィッ!!! 「ぃらっしゃぃせ―」 店内にやる気のないバイトの声が響き渡った。 ほっ 胸をなでおろした。 無事難関突破いたしましたッ!!! よかったぁ お目当ての牛乳と今晩のオヤツのチョコレートとプリンを手にとってレジに向かう。 「210円と~………」 うわぁ まだいるし……… お願いだから早く帰れ――――!! 「いらっしゃ………」 店内にいたもう一人の店員の声がした。 と思ったら………… 「俺あれがい―――」 「バカだろ!」 「ギャハハ」 などの下品な声で聞こなくなった。 .
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