悪ノ娘 終の鐘

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鳴呼...やっとあの人のかたきをうてる 悪ノ華は私が散らす! 「王女覚悟!!!」 私は玉座へとかけあがり、そして言葉をなくした。 「どうして…?」 姿見た目もそっくりだけど… 私にはこれが王女じゃないのが何故かすぐわかった…変わりにそこにはすべてを背負った女王の片割れが微笑み.たっていた……なんでどうして!どうして! すると王女に成り済ました召使が、 「これでいい…」 どうして…こんなにも… 14歳の子供二人だけじゃ背負い切れるものじゃなかった…私達大人でも背負いきれないのに… どうしてこんな…
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