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レフィー「はい、聞こえてますよ」
勇司『アンタがこの艦隊の司令か?』
レフィー「いえ、私はこの艦の艦長です。
司令は先程、旗艦テラフォーンと共に轟沈しました」
勇司『……そうしたら、アンタが現司令ってことじゃないのか?
見たとこ、この船が指揮を執ってるみたいだし』
レフィー「え~っと……そうですねぇ。
じゃあ、私がこの艦隊の司令官のレフィーネ・フィン・アルタシアです。
レフィーと呼んでください」
勇司『よろしく。
ところで……アンタら、エルフなのか?』
レフィー「そうですよ。なんで解ったんですか?」
勇司『いや……その耳見れば誰だってそう思うが……なるほど、スペリオルが言ったとおり、現れたのは魔族だけじゃないのか』
「そうです。
現在、地球上では幻想や空想と言われてきた魔族やエルフ、妖精やドラゴンと言った者達が出現しています」
そう言って一人のオペレーターが勇司とレフィーの会話に割り込んだ。
勇司『アンタは?』
ファイ「オペレーターのファイン・ディ・イクシアです。
私はファイと。
それより、そちらに敵機か多数接近してるようですけど……」
勇司『問題ない』
再び両手を合わせ構えるスペリオル。
そして――――
ゴゥッ!!!!
再び閃光が魔族のエクス・マキナを飲み込み、今回は後続の戦艦を巻き込んだ。
勇司『む……少し威力が落ちたな』
ファイ「あ、あれでですか?」
レフィー「……お若いのにスペリオルのパイロットって大変ではないですか?」
勇司『若いって言うか……歳だったらアンタらより上だ』
レフィー「私達エルフより年上ですか……
ちなみに、私もファイも220歳ですよ」
勇司『オレは……えっと、1万とんで2歳』
ファイ「………は?」
勇司『だから、10002歳だって言ってるだろ。アンタらよりかなり年上だ』
レフィー「あらぁ~~……お爺さまより年上ですね」
勇司『まぁ……そんな歳行ってるって実感ないし、眠っていただけだから実際は17歳のままなんだけどな』
そう言った後にスペリオルは翼を広げ飛び上がりレフィーの戦艦の前まで来る。
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