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シェリー、ミッキー
二人は宛てがある訳でもなく市街地に入りこんだ
辺りは酷い荒れようだ道路には乗り捨てられた車が何台もある、もちろん持ち主はいない
少し開けた場所に辿り着くと一際目立つ建物が二人の目に飛び込むどうやらデパートのようだ
シェリー「ちょうどいいわ、あの建物を前線基地にしちゃいましょう、生存者もいるかも知れないし食料だってあるでしょ
申し分ないんじゃないかしら」
そう言い終えるとスタスタ歩きだす、呆れた表情で仕方なくついていくミッキー
ミッキー「駄目だな正面の入口は鍵が掛かってる裏に廻るか？」
シェリーに同意求める為振り返ると、既に隣にいたシェリーがバックパックから何かを取り出す
キーピックのようだ、しばらく黙って見ていると・・・・カチッ・・ドアが開いた
シェリー「こんなの訓練で習ったでしょ？ひょっとして先輩は出来ないのかしら？」
シェリーはミッキーを見下した感じで手の平を裏返す、ミッキーは怒るそぶりもなく答える
ミッキー「折角ドアが開いたんだ早く中に入ろう！」
二人は警戒しながらデパートへと足を踏み入れた
此処までまだ奴らに出くわしてはいない
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