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おれは放課後、西城さんに告白するつもりだ!
だが、放課後に行っても西城さんが帰ってしまってたら意味がない!
だからこの昼休みで放課後来てもらうように約束しないと…。
「…よし!…いくか!」
おれは西城さんのいる1組へと向かう。
ガラガラガラ
1組の教室に入ると一斉に1組の生徒に見られた。
おれは恥ずかしかったが、そのまま西城さんの席へと歩く。
西城さんはお弁当を友達と食べていたみたいで、おれが近づいてくると食べるのをやめた。
そして今おれを見上げている。
「あ…あの時の……」
「西城さん!!」
西城さんが何か言おうとしていたがおれはそれを遮った。
「ちょっと!アナタ突然なんなの!?」
西城さんとお弁当を食べていた女の子がおれに突然、食い掛かってきた。
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