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お題配布元→空を飛ぶ5つの方法
【まともな会話は諦めた5題】より
「賢吾君て本当に可愛いですよね」
「………別に」
いきなり白銀が変なコトを言い出したので、昶はそれを適当にあしらった
「え~そうですか?あの犬みたいな所とか、ちょっと馬鹿な所とか可愛いと思いますけどね」
「ふ~ん」
それでもかまわずに喋り方続ける白銀にいい加減うんざりして、昼寝でもしようと思ったら横から視線を感じた。
「…………。」
『……何だよ?』
「…何とも思いませんでした?」
『…はぁ?』
「だからさっき、ワタシが賢吾君の話しばっかりしていてなんとも思いませんでした?例えばイライラするとか」
『別に。』
「えぇ!?即答ですか;酷いじゃないですか!」
なかば泣きそうな顔で昶を見つめる白銀
「ヤキモチ妬いてくれないと困ります」
「なんならお前を焼いてやろうか?」
実は白銀が思っていた事を知っていながらも、反応を楽しむ為にわざと分からないふりをしていた昶だった
ーーーー
(お前の考えていることなんかお見通しなんだよ、それに俺はお前のこと……信じて…るから)
(ふふ、やっぱり賢吾君より昶君の方が可愛いですね)
(アイツなんかと俺を比べるな)
(それもそうですね)
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