誰にでも秘密はある

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「オイ、洸」 「何?白銀サン」 「お前昶のコトどう思ってるんだ?」 「はっ!?」 呼び出されたと思ったらいきなりそんなコトを聞かれて洸は思わず変な声を出してしまった 「はっ!?……じゃねぇよ!さっさと答えろ」 白銀はそんな洸を冷めた目で見つめながら怒鳴るように言った 「(こっわー;)どうって聞かれてもねぇ、まあしいて言えば可愛い弟かな」 「ふん。そうか、ならいい。だが、余り昶にべたべたすんじゃねえぞ」 「えー。いーじゃんべつにぃ。それとも何?まさか俺に嫉妬してるの?」 「べっ別にそんなんじゃねぇよ」 「(全く、素直じゃないねぇ)ふーん、だったらいーじゃん」 「洸!!」 ついにキレた白銀が洸の胸ぐらを掴んで怒鳴ったそのとき……… ーーガチャ 『洸兄、白銀居るか?』 入り口の扉が開き、昶が入ってきた 「………アキ」 「…あ…きら…君」 思わず固まる2人 「……お前ら、何してんだ」 「…あっあああ昶君こそどどどどうしてここに?」 「…いや、帰ってきたら白銀が居ねぇから洸兄の所に居るのかなと思って………それより、説明しろよ!」 「ななな何のコトですか昶君;;」 「だから、さっきのお前らのコトだよ!!」 どうやらさっきの会話を昶に聞かれていたようだ →
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